アクセス
高電力の電波に対して安全性の高い電波吸収体や、薄型化にこだわったシート型電波吸収体を取り扱っているメーカーです。
基材が燃焼する恐れがある環境や、屋外での使用が可能です。耐水性が高い電波吸収体も用意しており、屋外測定でも性能の劣化を気にする心配がありません。
特殊な素材を用いた電波吸収体を数多く取りそろえているので、ニーズにあわせた提案をしてくれます。
アクセスが選ばれる理由
燃焼リスクが低く 高い電力の電波吸収ができる製品を発売
レーダー波やマイクロ波加熱器のような高い電力の電波を吸収できる電波吸収体を扱っているため、機器自体が燃焼するリスクを減らせます。
一般的な有機物で構成された電波吸収体とは異なり、熱分解により可燃性ガス・毒ガスが発生する恐れがありません。
標準品で対応できない周波数帯は相談できる
数mmと非常に薄く製造できる薄型の共振型電波吸収体を扱っており、軽量化しているので加工性がよく幅広い現場で活用できます。
標準品では対応周波数が決まっていますが、他の帯域の電波を吸収したい方の相談も受け付けてくれます。
燃えにくさを重視していたり、屋外での使用を検討していたりする企業に向いているメーカーです。特殊な素材を使った製品を揃えているので、規格品では対応できない場合に相談しやすいでしょう。
また、電波吸収体の吸収特性・電磁波透過測定・電気定数の測定依頼も可能です。電波吸収体の相談以外にも、新規材料開発や材料定数など測定業務も依頼できるため、業務負荷を軽減できます。
このサイトでは、おすすめの電波吸収体メーカーや製品について紹介しているので、参考にしてみてください。
アクセスの製品例
耐高電力用電波吸収体「HAシリーズ」
画像引用元：アクセス公式HP http://access-d.co.jp/products/hppa.html
セラミックを基材とした、高電力の電波を吸収するための電波吸収体です。一般的なものと比べて電波が輻射された際の燃焼リスクや、人体への影響を抑えられます。対応周波数は30～50GHzで、吸収性能が1GHzの製品から用意があります。
シート型電波吸収体「Sシリーズ」
画像引用元：アクセス公式HP http://access-d.co.jp/products/s.html
特定の周波数に共振させた狭帯域の共振型電波吸収体です。非常に薄くつくりながらも、シリコーン樹脂で安定感を持たせています。紫外線や水にも強く、標準の対応周波数は4～18GHzまでです。要望により他帯域の相談もできます。
フラット型電波吸収体「Bシリーズ」
画像引用元：アクセス公式HP http://access-d.co.jp/products/b.html
軽量で耐水性が高い電波吸収体で、水を弾くため、屋外でも短期間であれば性能劣化の心配がほとんどありません。同製品に、特殊加工を施して電波吸収特性を高めた製品も扱っています。接着材により貼付けて設置できます。
アクセスの企業情報
| 社名 | 株式会社アクセス |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県厚木市船子152 |
| 営業時間・定休日 | 公式サイトに記載ありませんでした |
| 電話番号 | 046-220-5110 |
| 公式HP | http://access-d.co.jp/ |
電波吸収体メーカー3選
新規格・先端技術開発
用途
について相談するなら
引用元：E&Cエンジニアリング公式HP https://ece.co.jp/
6G領域の通信端末の評価や、軍事産業でも使える難燃性製品など、新たな製品規格の研究開発に精通。
屋外や真空環境での使用など、特殊な用途での電波吸収体の試作や制作についても相談できます。
また、電波暗室の建設についてもノウハウも豊富です。
輻射EMI等の電磁波ノイズ
抑制用途
について相談するなら
引用元：新日本電波吸収体公式HP https://mwa.co.jp/
電磁波環境トータルソリューションカンパニーとして、暗室用の電波吸収体のほか、磁性シート、電磁波ノイズ抑制シート、シールド材の取り扱いも豊富です。
磁性シートは、高い磁気シールド効果 （µ'=50）を維持しつつ、磁束の減衰を極力無くす構造を実現しています。
EMC関連試験
用途
について相談するなら
引用元：TDK公式HP https://www.tdk.com/ja/index.html
EMC試験に関する高い専門性とノウハウから、適切な製品選びや試験環境構築の相談ができます。
電波暗室業界のパイオニア的存在として豊富な施工実績を誇り、先進的な技術を取り入れたEMC試験所も開設。
2024/3/28時点「電波吸収体 メーカー」で調べた際、最終ページまでの検索結果上の公式HPで電波吸収体の取り扱いを確認できたメーカー13社13社を調査。そのうち、用途別
に複数シリーズの電波吸収体を製造・販売している企業6社から以下の条件により3社を選定。
・E&Cエンジニアリング：6G帯にも対応できる電波吸収体の自社製造を行っている
・新日本電波吸収体：電磁波ノイズ抑制製品について最も多くのラインナップがある
・TDK：国際基準を満たしたEMC試験所を開設し、車載機器のEMC測定の試験所認定を取得している