東北化工
東北化工では、車載機器電波暗室用の電波吸収体やウレタン電波吸収体を取り扱っているメーカーです。
2015年7月7日には高性能ミリ波用電波吸収体を発売しており、屋外耐候性・排水性がともに高く、斜め入射の電波に対する吸収性がアップしています。
反射体の形状にあわせて製品形状を変えて提案してくれるため、自動車ミリ波自動走行システムの実験精度を高めることが可能です。
東北化工が選ばれる理由
形状加工ができるウレタンピラミッド型電波吸収体を販売
ピラミッドの高さによって吸収できる下限周波数が変わる、ウレタンピラミッド型電波吸収体を取り扱っています。
加工がしやすいため、電波無響室内の測定機材やドア、照明、空調などに形状を加工して設置できます。
ミリ波電波吸収体 独自製造技術で安定性を実現
繊維集合体シート型の電波吸収体など、ミリ波帯で高い電波吸収性能を持つ電波吸収体を提案しています。
独自の製造技術により、塩化ビニリデン繊維集合体に誘電損失材を付着。安定性を保つことが可能になりました。
電波無響室やEMC測定暗室などに設置できる、電波吸収体を探している企業向けのメーカーです。
また、自動車ミリ波自動走行システムの実験で使用する電波吸収体も取り扱っているので、自動車メーカーにも向いています。
いくつかの電波吸収体を組み合せて反射減衰量を確保する提案もしているので、性能を十分に発揮できるか不安に感じている方も相談が可能です。
このサイトでは、おすすめの電波吸収体メーカーや製品について紹介しているので、参考にしてみてください。
東北化工の製品例
ウレタンピラミッド型 UPシリーズ
画像引用元：東北化工公式HP http://www.tci-web.co.jp/absorb/catalog/up.html
電波無響音室や電波暗箱に利用できるウレタン電波吸収体です。ピラミッドの高さで吸収可能な下限周波数を決められるほか、切断や接着加工により形状を変更できるため柔軟性が高く、電波暗室の仕様を電磁波規制の動向にあわせて変えられます。
耐燃性ウレタンピラミッド型 UP-V0シリーズ
画像引用元：東北化工公式HP http://www.tci-web.co.jp/absorb/catalog/upv0.html
電波暗室の防火性を確保できる、耐燃性が高い電波吸収体です。難燃性規格であるUL94-VOに適合しており、内部には特殊難燃材を浸透させ、カーボンとの相乗効果を引き出しています。表面劣化時の粉塵発生・吸湿性について改善しているため、長期使用でのトラブルを軽減できます。
ウレタンピラミッド型フェライト整合タイプ UPFシリーズ
画像引用元：東北化工公式HP http://www.tci-web.co.jp/absorb/catalog/upf.html
EMC測定用暗室に活用できるウレタン電波吸収体です。フェライト焼結タイル電波吸収体の表面に取り付けることで、電波吸収の性能を向上させます。ピラミッドの高さがあるほど電波吸収性能を高められます。
東北化工の企業情報
| 社名 | 東北化工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県那須烏山市藤田1200 |
| 営業時間・定休日 | 公式サイトに記載ありませんでした |
| 電話番号 | 0287-88-2761(代) |
| 公式HP | http://www.tci-web.co.jp/ |
電波吸収体メーカー3選
新規格・先端技術開発
用途
について相談するなら
引用元：E&Cエンジニアリング公式HP https://ece.co.jp/
6G領域の通信端末の評価や、軍事産業でも使える難燃性製品など、新たな製品規格の研究開発に精通。
屋外や真空環境での使用など、特殊な用途での電波吸収体の試作や制作についても相談できます。
また、電波暗室の建設についてもノウハウも豊富です。
輻射EMI等の電磁波ノイズ
抑制用途
について相談するなら
引用元：新日本電波吸収体公式HP https://mwa.co.jp/
電磁波環境トータルソリューションカンパニーとして、暗室用の電波吸収体のほか、磁性シート、電磁波ノイズ抑制シート、シールド材の取り扱いも豊富です。
磁性シートは、高い磁気シールド効果 （µ'=50）を維持しつつ、磁束の減衰を極力無くす構造を実現しています。
EMC関連試験
用途
について相談するなら
引用元：TDK公式HP https://www.tdk.com/ja/index.html
EMC試験に関する高い専門性とノウハウから、適切な製品選びや試験環境構築の相談ができます。
電波暗室業界のパイオニア的存在として豊富な施工実績を誇り、先進的な技術を取り入れたEMC試験所も開設。
2024/3/28時点「電波吸収体 メーカー」で調べた際、最終ページまでの検索結果上の公式HPで電波吸収体の取り扱いを確認できたメーカー13社13社を調査。そのうち、用途別
に複数シリーズの電波吸収体を製造・販売している企業6社から以下の条件により3社を選定。
・E&Cエンジニアリング：6G帯にも対応できる電波吸収体の自社製造を行っている
・新日本電波吸収体：電磁波ノイズ抑制製品について最も多くのラインナップがある
・TDK：国際基準を満たしたEMC試験所を開設し、車載機器のEMC測定の試験所認定を取得している