京セラ
京セラは、京都に本社を構える大手の電子部品・電子機器メーカーです。電子部品やファインセラミック部品、半導体部品などを手掛けており、電波吸収体としては高周波・RFデバイス用の電波吸収体付リッドを提供。世の中にない新しい製品を生み出すことに力を入れており、各部門が連携して技術や知見を共有しながら、顧客の要望以上の提案に取り組んでいます。
京セラが選ばれる理由
広い周波数帯域に対応できるセラミックスを使用
京セラでは、電波吸収体の材料にセラミックスを使用しています。セラミックスは広い周波数帯域に対応できる高周波特性を持っており、アウトガスを発生させないのも特徴です。100GHzを超える測定・シミュレーションができるため、高周波デバイスのノイズ対策に適しています。
顧客の求める仕様を満たすトータルソリューションを提供
京セラが培ってきた豊富な経験と技術を生かし、材料の選定から開発・設計までワンストップで対応できる体制を整えています。また、高度なシミュレーション技術で、顧客のニーズを満たす最適な製品設計を実現しているのも京セラの強みです。
京セラの電波吸収体は110GHzまでの広い周波数帯域に対応できるため、光通信や無線通信モジュールといった高周波デバイスに使用可能な電波吸収体を探している企業に向いています。また、材料の選定から開発・設計までワンストップで対応しているほか、高度なシミュレーション技術も有しているため、自社の求める仕様に合った電波吸収体を実現できるでしょう。
国内外に複数の営業拠点を展開し、タイムリーなレスポンスができる体制を整えているので、海外にある拠点で導入したい企業にも適しています。
このサイトでは、そのほかにもおすすめの電波吸収体メーカーを紹介しているため、電波吸収体の導入を検討している方は参考にしてください。
京セラの製品例
「電波吸収体付リッド」
画像引用元：京セラ公式HP https://www.kyocera.co.jp/prdct/semicon/search_application/detail/post.html
光通信や無線通信モジュール用に提供されている電波吸収体付リッドです。一般的な電波吸収体が周波数によって厚みや素材を変えるのに対し、京セラの電波吸収体付リッドは1つの材料で110GHzまでの周波数帯域をカバーできるセラミックパッケージを採用。アウトガスを発生させないという特徴もあり、高い信頼性が求められる用途に適しています。
京セラの企業情報
| 社名 | 京セラ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6 |
| 営業時間・定休日 | 公式サイトに記載ありませんでした |
| 電話番号 | 公式サイトに記載ありませんでした |
| 公式HP | https://www.kyocera.co.jp/ |
電波吸収体メーカー3選
新規格・先端技術開発
用途
について相談するなら
引用元：E&Cエンジニアリング公式HP https://ece.co.jp/
6G領域の通信端末の評価や、軍事産業でも使える難燃性製品など、新たな製品規格の研究開発に精通。
屋外や真空環境での使用など、特殊な用途での電波吸収体の試作や制作についても相談できます。
また、電波暗室の建設についてもノウハウも豊富です。
輻射EMI等の電磁波ノイズ
抑制用途
について相談するなら
引用元：新日本電波吸収体公式HP https://mwa.co.jp/
電磁波環境トータルソリューションカンパニーとして、暗室用の電波吸収体のほか、磁性シート、電磁波ノイズ抑制シート、シールド材の取り扱いも豊富です。
磁性シートは、高い磁気シールド効果 （µ'=50）を維持しつつ、磁束の減衰を極力無くす構造を実現しています。
EMC関連試験
用途
について相談するなら
引用元：TDK公式HP https://www.tdk.com/ja/index.html
EMC試験に関する高い専門性とノウハウから、適切な製品選びや試験環境構築の相談ができます。
電波暗室業界のパイオニア的存在として豊富な施工実績を誇り、先進的な技術を取り入れたEMC試験所も開設。
2024/3/28時点「電波吸収体 メーカー」で調べた際、最終ページまでの検索結果上の公式HPで電波吸収体の取り扱いを確認できたメーカー13社13社を調査。そのうち、用途別
に複数シリーズの電波吸収体を製造・販売している企業6社から以下の条件により3社を選定。
・E&Cエンジニアリング：6G帯にも対応できる電波吸収体の自社製造を行っている
・新日本電波吸収体：電磁波ノイズ抑制製品について最も多くのラインナップがある
・TDK：国際基準を満たしたEMC試験所を開設し、車載機器のEMC測定の試験所認定を取得している