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電波暗室製品を取り扱っているメーカー

電波暗室を取り扱っている企業一覧

ここでは、電波暗室を取り扱っている企業やメーカーを22社ご紹介。各企業の特徴などをまとめているので、電波暗室を選ぶ際に役立ててみてください。

地方独立行政法人岩手県工業技術センター

行政と一体化した総合支援機関として、県内にある企業の技術サポートを行っています。試験や検査、加工などの設備を保有していない企業のために、試験や分析、木材や金属の加工、グラフィックやプロダクトなどのデザイン設計を行っています。

大型(10m法)電波暗室

大型(10m法)電波暗室大型(10m法)電波暗室

※引用元:地方独立行政法人岩手県工業技術センター公式HP(https://www2.pref.iwate.jp/~kiri/facility/tool/10m.html)

東北地方の公設試験研究機関として初めて、10m法に対応した大型電波暗室が導入されました。この設備では、民生機器や医療機器など多種多様な製品のEMI(電磁妨害)測定が可能です。

株式会社Wave Technology

電子機器関連の設計や開発を得意としている企業。研究開発環境で要求されるシステムの中から、要望の多かった機能を標準化、製品化して提供しています。また、独自の視点と調査スキルを結集した分解調査レポートも実施しています。

EMI(伝導・放射ノイズ)対策検証受託サービス

EMI(伝導・放射ノイズ)対策検証受託サービスEMI(伝導・放射ノイズ)対策検証受託サービス

※引用元:株式会社WaveTechnology公式HP(https://www.wti.jp/contents/emi-02.htm)

Wave Technologyが提供する電波暗室では、各種国際規格に対応したEMI対策検証を実施し、伝導・放射ノイズ対策を行うことが可能です。

E&Cエンジニアリング株式会社

電波吸収体やシールドルームなどの製造をはじめ、通信機器の卸売や製造を手掛けています。これまで半世紀にわたり培ってきた経験や技術力で、それぞれの要望に適した試験設備を国内生産にこだわって提供しています。

アンテナ計測用電波暗室

アンテナ計測用電波暗室

※引用元:E&Cエンジニアリング株式会社公式HP(https://ece.co.jp/products/ancham/antena.html)

E&Cエンジニアリングのアンテナ計測用電波暗室は、5G端末や車載アンテナなど先端技術の評価試験に対応しています。

ネクステム株式会社

電磁波測定に関する多様なニーズに対応するソリューションを提供。各国のEMC規制に則したさまざまな計測システムを総合的にサポートしており、EMC試験に必要な製品も自社開発製品などを含め、各種取り揃えています。

電波暗室

電波暗室

※引用元:ネクステム株式会社公式HP(http://www.nextem.co.jp/anechoicj.html)

ネクステムの電波暗室は、世界的に信頼性の高い電波吸収体を使用し、各種EMC規格試験に対応しています。

株式会社オリエントマイクロウェーブ

マイクロ波用コネクタとコンポーネントを専門に扱っています。独自のマイクロ波コンポーネント技術によって、これまでに数多くのマイクロ波用製品を開発。少量品から量産品、カスタム仕様まで幅広い製品に対応しています。

電波暗室(3m・10m法)

電波暗室(3m法)電波暗室(10m法)

※引用元:株式会社オリエントマイクロウェーブ公式HP(https://www.orient-microwave.co.jp/tech-room-rf-anechoic.html)

オリエントマイクロウェーブの電波暗室は、3m法と10m法に対応し、精度の高いパターン測定が可能です。

北川工業株式会社

創業から積み重ねてきた経験と技術力を活かし、プラスチック部品やEMC対策部品などのニッチ製品を開発しています。解析シミュレーションを活かした電磁波ソリューションをはじめ、多様な分野にマッチする製品を提供しています。

電波暗室(3m法・10m法)

電波暗室(3m法)電波暗室(10m法)

※引用元:北川工業株式会社公式HP(https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution/emc-center/laboratory1.html)

北川工業のEMCセンターには、3m法と10m法に対応した電波暗室があり、高速通信機器などの試験に対応可能です。

株式会社テイエスエスジャパン

独自のルートを開拓し、海外の有名メーカーや日本国内の電波吸収体を調達し、オリジナルの電波暗室を施工。電波暗室のアクセサリ類も充実しています。シールドボックスは、国内有数の豊富なラインナップがあります。

ウレタン製 型名AEPシリーズ AEP-4~AEP-96 30MHz~18GHz

AEPシリーズ商品画像

画像引用元:株式会社テイエスエスジャパン公式HP https://www.tssj.co.jp/pyramid.htm

テイエスエスジャパンは、5Gやミリ波に対応した最新のシールドボックスや電波暗室を提供しており、幅広いニーズに応える製品が揃っています。

TDK株式会社

幅広い用途に活用できる信頼性の高いオリジナルの電子部品や電子デバイスを開発しています。30ヵ国以上に拠点を構え、グローバル企業として躍進。研究開発体制も多岐に渡る分野でワールドワイドに展開しています。

3m法電波暗室

3m法電波暗室

※引用元:TDK株式会社公式HP(https://www.tdk.com/ja/index.html)

TDKは世界中で1,200基以上の施工実績があり、各種規格に適合した高性能な電波暗室を提供しています。

株式会社テクノサイエンスシステムズ

電波暗室をはじめ、電波吸収体やEMPソリューションに関するサービスを提供。要望に応じてそれぞれの設置場所や使用用途に適した測定環境を構築しています。標準タイプだけでなく、特殊仕様への対応も行っています。

TFA-100WA-6.7:フェライト電波吸収体

TFA-100WA-6.7商品画像

画像引用元:株式会社テクノサイエンスシステムズ公式HP https://tsscorp.co.jp/products/service2.html

テクノサイエンスシステムズは、広範囲な吸収性能を持つ電波暗室を提供し、要望に応じたカスタマイズも可能です。

テュフラインランドジャパン株式会社

ドイツに本社を置き、電子・電気機器などの独立した検査サービスを提供しているテュフラインランドグループの日本法人。世界から認められている認証機関で、日本でも各種試験や検査、認証サービスを提供しています。

10m法電波暗室

10m法電波暗室

※引用元:テュフラインランドジャパン株式会社公式HP(https://www.tuv.com/japan/jp/)

テュフラインランドジャパンは、国内外の規格に適合した電波暗室を提供し、ラボレンタルサービスも行っています。

一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター

日本を代表する電波機器や無線設備などの認証や試験を行っている機関。総務大臣から指定較正機関の指定を受けており、測定器の正確さを確認する作業を行っています。EUなど世界向けの無線設備等の認証や試験にも対応しています。

10m法電波暗室

10m法電波暗室

※引用元:一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター公式HP(https://www.telec.or.jp/)

テレコムエンジニアリングセンターは、無線機器や端末の試験に適した10m電波暗室を完備しています。

東急建設株式会社

基軸事業である土木事業と建築事業を中心に、総合的な建設ソリューションを提供。国際規格に準拠した性能を持つ3m法電波暗室と、小型電波暗室にて構成された電磁環境EMC試験室を保有しており、EMC規格に則した各種測定が行えます。

3m法電波暗室

3m法電波暗室

※引用元:東急建設株式会社公式HP(https://www.tokyu-cnst.co.jp/)

東急建設は、3m法や小型の電波暗室を所有し、迅速なデータ取得が可能な環境を提供しています。

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター

東京都内にある多種多様な分野の中小企業の技術支援のために設置された試験研究機関。技術相談から依頼試験、研究開発、試験機器の利用などを提供しています。外部の専門家による技術アドバイスなどの技術支援も行っています。

3m法電波暗室

3m法電波暗室

※引用元:東京都立産業技術研究センター公式HP(https://www.iri-tokyo.jp/)

東京都立産業技術研究センターは、都内中小企業向けに電波暗室を提供し、多様な試験に対応しています。

株式会社巴コーポレーション

大空間の創造を可能にした独自工法の立体構造で、数多くの有名立体構造物を手掛けている建設会社。鉄構建設事業をはじめ、不動産事業や建設・構造技術などの開発事業など、広い領域の事業を展開している老舗企業です。

大型電波暗室

大型電波暗室

※引用元:株式会社巴コーポレーション公式HP(https://www.tomoe-corporation.co.jp/)

巴コーポレーションは、地震に強い電波暗室を提供し、独自の技術で高いシールド性能を誇ります。

日本シールドエンクロージャー株式会社

シールドルームや電波暗室など電波関連の設備を専門としており、設計から製造、施工、エンジニアリングまで総合的にサポート!開発した製品は自社工場で製造しているため、きめ細かいアフターケアを実現しています。

EMC用電波暗室

EMC用電波暗室

※引用元:日本シールドエンクロージャー株式会社公式HP(https://www.jse-emc.co.jp/)

日本シールドエンクロージャーは、設計から施工まで一貫して対応し、EMC電波暗室の製造を行っています。

株式会社ノイズ研究所

自社ブランドを展開している世界的な検査機器メーカーで、多様な規格に対応したEMC試験専門のテスト施設を運営。電波暗室やシールドルームなどを完備しており、経験豊かなエンジニアが測定や試験などを行なっています。

大型(10m法)電波暗室

大型(10m法)電波暗室

※引用元:株式会社ノイズ研究所公式HP(http://www.noiseken.co.jp/)

ノイズ研究所は、用途に応じた部材選定をサポートし、安全性・耐久性に優れた電波暗室の設計・施工を行っています。

株式会社富士通ゼネラル

エアコンなどの空調機事業を主力としている富士通グループの電機メーカーで、情報通信システムや電子デバイスなどの事業を展開。多彩な試験が可能な電波暗室やシールドルームを完備。時間単位で利用することができます。

10m法電波暗室

10m法電波暗室

※引用元:株式会社富士通ゼネラル公式HP(https://www.fujitsu-general.com/jp/emc/)

富士通ゼネラルは、川崎市にEMC試験施設を持ち、車載機器のEMC測定に対応した10m法電波暗室を備えています。

マイクロウェーブ ファクトリー株式会社

電波に関わる様々な測定環境をサポート!電波に関わるトータルソリューション事業をはじめ、5G・6G等の電磁計測関係した環境設備や計測システムの製造・販売を提供しています。通信精度の実験測定のための電波吸収体や電波暗室、シールドルームなども取り扱っています。

電波吸収体 MAシリーズ

MAシリーズ/HPシリーズ商品画像

画像引用元:マイクロウェーブ ファクトリー株式会社公式HP hhttps://www.mwf.co.jp/products/ancham/radio-absorber.html

マイクロウェーブ ファクトリーは、計測システムと電波暗室の同時提供により、コスト削減を実現しています。

マイクロニクス株式会社

マイクロ波までのアナログ技術や、ギガヘルツまでのデジタル技術を得意としている開発型企業。電子計測器技術を主軸に情報通信機器や環境関連機器の開発から製造、販売サービス、保守点検などのサポートを提供しています。

電波吸収体 ウレタン系

ウレタン系商品画像

画像引用元:マイクロニクス株式会社公式HP https://micronix-jp.com/products/shield-box/option/

マイクロニクスは、持ち運びが容易な小型タイプの電波暗箱をはじめ、コストパフォーマンスに優れた製品を提供しています。

株式会社宮川製作所

ICT・無線技術と長年培ってきた独自の通信・制御の技術力によって、デジタル技術を活用した企業変革を提案。常に新たな技術にチャレンジしており、設計・開発はもちろん、製造までの一気通貫サービスを行っています。

大型電波暗室

大型電波暗室

※引用元:株式会社宮川製作所公式HP(https://www.msk.co.jp/)

宮川製作所の大型電波暗室は、タグを貼り付けた大型管理対象物のRFID評価に対応しています。

株式会社リケン環境システム

創業から永年蓄積してきた熱コントロール技術を活用した熱産業機事業と、電波暗室・シールド技術を活かしたEMC事業を行っています。自社で自動車実車EMC試験用のノイズフリーのシャーシダイナモ付き電波暗室を有しています。

自動車対応電波暗室

自動車対応電波暗室

※引用元:株式会社リケン環境システム公式HP(https://www.riken-kankyo.com/)

リケン環境システムの電波暗室は自動車EMC試験に対応しており、走行状態を模擬できる環境を提供しています。

株式会社レスターコミュニケーションズ

音響や映像、通信分野において、企画・提案から、24時間356日サポートしてくれる保守サービスまでのサービスを一貫して提供。日本の主要都市に事業所を設けているため、どのエリアでも迅速かつ的確なサポート体制を整えています。

電波暗室

電波暗室

※引用元:株式会社レスターコミュニケーションズ公式HP(https://www.restarcc.com/)

レスターコミュニケーションズは、Albatross Projects社製の電波暗室を使用し、優れた暗室性能を提供しています。

有限会社シールドテック工業

電波暗室やシールドルーム、クリーンルームの設計や施工、メンテナンスや移設などを手掛けている会社です。今まで培ってきた技術と実績をもとに、お客さまのニーズに合わせたサービスを提供します。

フレーム構造電波暗室

フレーム構造電波暗室

※引用元:有限会社シールドテック工業公式HP(http://www.shield-tec.co.jp/index.html)

シールドテック工業のフレーム構造電波暗室は、耐震性に優れ、不燃パネルの使用で防火性能も高めています。

電波暗室メーカーの選び方と
オススメ企業3選

電波暗室を導入するにあたって最初に考えるべきなのは、購入にするかレンタルにするかということ。電波暗室の施工には5,000万~10億円という規模の予算が必要となります。購入となった場合は、計測システムを持っているかどうかで選ぶべき企業が変わってくる点にも注意が必要です。

自社の状況別に3つの企業を紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

電波暗室を初めて導入する/
計測システムから
刷新するなら

マイクロウェーブ
ファクトリー株式会社
マイクロウェーブ ファクトリー株式会社公式HP

引用元:マイクロウェーブ ファクトリー公式HP
(https://www.mwf.co.jp/)

電波暗室だけではなく、電波暗室に必須の"計測システム"もまとめて提供してくれる会社。

調整やコミュニケーションの手間が減少し、導入期間の短縮が期待できます。

公式HPで
電波暗室の
特徴を見る

マイクロウェーブ
ファクトリーの
特徴をもっと見る

今ある電波暗室を
増室したいなら

TDK株式会社
TDK株式会社公式HP

引用元:TDK公式HP
(https://www.tdk.com/ja/index.html)

電波暗室だけを増設したい会社におすすめ。

既存のメーカーの製品保守やメンテナンスにも対応をしており、施工実績も豊富なメーカー(※)です。

公式HPで
電波暗室の
特徴を見る

TDKの
特徴をもっと見る

購入するほどの
費用対効果を
見込めない
なら

テュフラインランド
ジャパン株式会社
テュフラインランドジャパン株式会社公式HP

引用元:テュフラインランドジャパン公式HP
(https://www.tuv.com/japan/jp/)

大規模な生産をしない場合や、予算確保が困難な場合はレンタルがおすすめ。

EMC試験だけでなく、アンテナ計測など多種多様な試験を行える体制を整えております。

公式HPで
電波暗室の
特徴を見る

テュフライン
ランドジャパンの
特徴をもっと見る

【選定条件】Google検索「電波暗室」で表示された上位22社を調査(2022年3月11日時点)。それぞれ以下の条件で選定。
・電波暗室を初めて導入するなら:唯一、グループ会社内で電波暗室と計測システムの両方を提供している企業
・今ある電波暗室を増室したいなら:既存の電波暗室の補修やメンテナンスに対応しており、なおかつ公式HPに掲載されている電波暗室の施工実績数が一番多い企業(累計1,200基)(2022年3月調査時点)
・購入するほどの費用帯効果を見込めないなら:電波暗室のレンタルを行っている企業の中で、唯一アンテナ計測、EMCの両方のレンタルが可能