ここでは、電磁波測定に関する機器やシステムを取り扱っているネクステム株式会社の電波暗室に関する情報を調査。会社の特徴についてもまとめて紹介しています。
※引用元:ネクステム株式会社公式HP(http://www.nextem.co.jp/)
エミッションやイミュニティ試験に欠かせないシールドルームから、電波暗室など環境設備の施工、EMC試験に必要な計測器、アンテナ、アンプ、RFスイッチなど、幅広い製品を取り扱っています。EMC関連機器の他にも、試験仕様に合わせたシステムの設計にも対応。電磁波の学術研究や、RF技術を応用した無線機器の評価試験システムの提案も行っています。
ネクステムの電波暗室は、世界で最初に電波吸収体を開発※した電波吸収体の世界的なパイオニアであるベルギーのE&C Anechoic Chambers社の電波吸収体を使用。信頼性の高い電波無響環境を提供できるように、各種EMC規格試験や設置環境に合わせた規格準拠電波暗室や、設計対策用プリコンプライアンス電波暗室の提案を行っています。
※参照元:LES SOLUTIONS DE CHAMBRES ANECHOIQUES[PDF]http://www.nextem.co.jp/
時代とともに進化していく外部からの強電界照射や、電磁波盗聴といった電磁波脅威から電子機器やシステムを守るため、サーバラックのシールドやシールドルームなどにも対応。情報漏洩やサイバー攻撃などのさまざまな脅威から電子機器やシステムを守り、安心して電子機器や通信機器が使用できるように、電気的・環境的対策も提案しています。
各国のEMC規制に準じた計測システムを総合的にサポートするために、2007年1月に設立した電磁波計測機器のソリューションカンパニー。EMC分野をはじめとした、多様な電磁現象に関するコンサルティング業務を行っています。
ユーザーの抱えている問題や課題を解決するため、自社開発製品だけでなく品質と信頼性に優れた海外の輸入計測器なども取り扱っています。選りすぐりの多彩な製品を取り揃えることで、さまざまなニーズに柔軟に対応できるように取り組んでいます。
電波暗室選びは、まず用途にあった製品を扱うメーカーと、予算規模に合った導入方法を検討しましょう。
※引用元:ネクステム公式HP(http://www.nextem.co.jp/anechoicj.html)
各種EMC試験用をはじめ、音響試験システムや溶接室、情報セキュリティ区画など幅広い用途に使用できる特殊用途シールドルームを扱っています。
シールドテントは軽量かつ移設が容易で、必要なときに遮へい空間を設置できるのが特徴。ネクステムでは金属メッキを施した布を材料とする高性能シールドテントやシールドテントを応用したリバブレーションテントを扱っています。
カメラ本体に特殊なシールド加工が施されており、さまざまな電磁ノイズへの耐性を備えた製品。電波暗室やシールドルーム内で行う各種EMC試験の監視などに適しています。
社名 | ネクステム株式会社 |
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本社所在地 | 大阪府大阪市東成区中道3-15-16 毎日東ビル2F |
電話番号 | 06-6977-7027 |
URL | http://www.nextem.co.jp/ |
このサイトでは、電波暗室の他に、電波吸収体の詳細解説や、おすすめのメーカー、知っておきたい基礎知識について紹介しています。電波吸収体メーカーについても製品例とともに用途別に紹介しています。電波吸収体を検討されている方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。
電波暗室を導入するにあたって最初に考えるべきなのは、購入にするかレンタルにするかということ。電波暗室の施工には5,000万~10億円という規模の予算が必要となります。購入となった場合は、計測システムを持っているかどうかで選ぶべき企業が変わってくる点にも注意が必要です。
自社の状況別に3つの企業を紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
引用元:マイクロウェーブ ファクトリー公式HP
(https://www.mwf.co.jp/)
電波暗室だけではなく、電波暗室に必須の"計測システム"もまとめて提供してくれる会社。
調整やコミュニケーションの手間が減少し、導入期間の短縮が期待できます。
引用元:TDK公式HP
(https://www.tdk.com/ja/index.html)
電波暗室だけを増設したい会社におすすめ。
既存のメーカーの製品保守やメンテナンスにも対応をしており、施工実績も豊富なメーカー(※)です。
引用元:テュフラインランドジャパン公式HP
(https://www.tuv.com/japan/jp/)
大規模な生産をしない場合や、予算確保が困難な場合はレンタルがおすすめ。
EMC試験だけでなく、アンテナ計測など多種多様な試験を行える体制を整えております。
【選定条件】Google検索「電波暗室」で表示された上位22社を調査(2022年3月11日時点)。それぞれ以下の条件で選定。
・電波暗室を初めて導入するなら:唯一、グループ会社内で電波暗室と計測システムの両方を提供している企業
・今ある電波暗室を増室したいなら:既存の電波暗室の補修やメンテナンスに対応しており、なおかつ公式HPに掲載されている電波暗室の施工実績数が一番多い企業(累計1,200基)(2022年3月調査時点)
・購入するほどの費用帯効果を見込めないなら:電波暗室のレンタルを行っている企業の中で、唯一アンテナ計測、EMCの両方のレンタルが可能