ここでは、物理現象の本質に根ざした技術を提供している株式会社Wave Technologyの電波暗室に関する情報を調査。会社の特徴についてもまとめて紹介しています。
ソフトウェアの開発から電気設計、防水試験、高周波・無線関連事業などの技術サービスを展開。広範囲な技術ジャンルを経験してきた経験をもとに、技術コンサルを中心に、申請・調査の代行、各種シミュレーションなどを行っています。また、オンデマンドやライブ配信などによる各技術ジャンルの基礎学習をテーマとした技術講座なども提供しています。
IEC、FCC、CISPR、VCCIの各種国際規格に対応した簡易電波暗室や伝導ノイズ、放射ノイズの分析に必要な設備を持っているため、EMI対策検討受託サービスを提供。アナログ、デジタル、高周波、電源、筐体設計などの各分野の技術に精通したスタッフが在籍しているため、EMI規格認証前の伝導ノイズや放射ノイズ対策・検討を専門技術スタッフが実施しています。
設計開発にフィードバックしやすくするための分解調査レポートをはじめ、課題解決のための計測システム、設計開発、及び研究の検討フェーズで活用するための評価ボードなど3カテゴリーに分けて販売。3D無線電力伝送装置・高周波アンプの高効率化・半導体装置の熱抵抗測定方法などの独自技術を特許※として保有しています。
関連企業8社が設計専門会社として1984年に設立。三菱電機グループ会社の100%出資の開発・設計会社として、半導体の評価、解析や回路設計、プリント基板やソフトウェア設計などの幅広い技術や知見を活かし、製品やシステム、サービスの開発を支援しています。
近年は、技術者の教育や技術コンサルティングサービス、月々の定額料金内で気軽に設計・評価業務などのサポートが受けられるサブスクリプションによる技術提供も開始。専門エンジニアが総力を結集し、個々が抱えている技術課題を解決しています。
電波暗室選びは、まず用途に合う製品を扱うメーカーと、予算規模に合わせた導入方法を検討しましょう。
公式サイトに記載なし
社名 | 株式会社Wave Technology |
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本社所在地 | 兵庫県川西市久代3丁目13番21号 |
電話番号 | 072-758-5811 |
URL | https://www.wti.jp/ |
電波暗室を導入するにあたって最初に考えるべきなのは、購入にするかレンタルにするかということ。電波暗室の施工には5,000万~10億円という規模の予算が必要となります。購入となった場合は、計測システムを持っているかどうかで選ぶべき企業が変わってくる点にも注意が必要です。
自社の状況別に3つの企業を紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
電波暗室だけではなく、電波暗室に必須の"計測システム"もまとめて提供してくれる会社。
調整やコミュニケーションの手間が減少し、導入期間の短縮が期待できます。
電波暗室だけを増設したい会社におすすめ。
既存のメーカーの製品保守やメンテナンスにも対応をしており、施工実績も豊富なメーカー(※)です。
大規模な生産をしない場合や、予算確保が困難な場合はレンタルがおすすめ。
EMC試験だけでなく、アンテナ計測など多種多様な試験を行える体制を整えております。
【選定条件】Google検索「電波暗室」で表示された上位22社を調査(2022年3月11日時点)。それぞれ以下の条件で選定。
・電波暗室を初めて導入するなら:唯一、グループ会社内で電波暗室と計測システムの両方を提供している企業
・今ある電波暗室を増室したいなら:既存の電波暗室の補修やメンテナンスに対応しており、なおかつ公式HPに掲載されている電波暗室の施工実績数が一番多い企業(累計1,200基)(2022年3月調査時点)
・購入するほどの費用帯効果を見込めないなら:電波暗室のレンタルを行っている企業の中で、唯一アンテナ計測、EMCの両方のレンタルが可能