ここでは、幅広いIoTソリューションを提供している株式会社宮川製作所の電波暗室に関する情報を調査。会社の特徴についてもまとめて紹介しています。
宮川製作所では、ICタグの情報を非接触で自動認識する技術であるRFIDの電波伝搬特性に係わる技術開発や、実証のためのIoTテストベッドを有しているため、RFIDのタグから機器、システムまでをスピーディに評価することが可能。W6.5×D4.5×H3.4(m)の大型電波暗室で行い、タグを貼り付けた大型管理対象物の評価にも対応しています。
工場やビル向けの電力・温湿度モニタリングや、大型産業機械、特殊センサーなど多様な業種やシステムの連携サービスを自社内で提供。工場やビル向けの電力・温湿度モニタリングなどを行うM2M、ICタグの情報自動認識する技術RFID、音声・映像の3つの分野を主幹に、交通や通信、エネルギー、消防・防災、工場、物流といった分野で、さまざまな要望に的確、かつ迅速に対応するため幅広いサービスを提供しています。
進化するIT技術を活かし、これまで築き上げてきた音声技術や、製品開発、計測・自動認識技術などの技術力を駆使し、お客様が求める要望や目的を総合的に勘案。設計や製造、品質管理の各部門の密な連携によって、必要な製品やサービスを提案するように尽力しています。
1939年に設立した宮川製作所は、「つなぐ技術で未来の社会をかたちにする」を企業スローガンに掲げ、毎日の生活や社会を安全で便利にする製品を開発するために、ハードウェア、組込みソフト、アプリケーションソフトの開発などに取り組んでいます。
2015年には関連会社を含め、全社で情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格となっているISO-27001(ISMS)を日本品質保証機構(JQA)より取得。高度なICT技術を取り扱うための管理システムも整備し、新たな製品の開発を行っています。
電波暗室選びは、まず用途にあった製品を扱うメーカーと、予算規模に合った導入方法を検討しましょう。
社名 | 株式会社宮川製作所 |
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本社所在地 | 東京都目黒区下目黒6-20-23 | 電話番号 | 045-542-1151 |
URL | https://www.msk.co.jp/ |
電波暗室を導入するにあたって最初に考えるべきなのは、購入にするかレンタルにするかということ。電波暗室の施工には5,000万~10億円という規模の予算が必要となります。購入となった場合は、計測システムを持っているかどうかで選ぶべき企業が変わってくる点にも注意が必要です。
自社の状況別に3つの企業を紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
電波暗室だけではなく、電波暗室に必須の"計測システム"もまとめて提供してくれる会社。
調整やコミュニケーションの手間が減少し、導入期間の短縮が期待できます。
電波暗室だけを増設したい会社におすすめ。
既存のメーカーの製品保守やメンテナンスにも対応をしており、施工実績も豊富なメーカー(※)です。
大規模な生産をしない場合や、予算確保が困難な場合はレンタルがおすすめ。
EMC試験だけでなく、アンテナ計測など多種多様な試験を行える体制を整えております。
【選定条件】Google検索「電波暗室」で表示された上位22社を調査(2022年3月11日時点)。それぞれ以下の条件で選定。
・電波暗室を初めて導入するなら:唯一、グループ会社内で電波暗室と計測システムの両方を提供している企業
・今ある電波暗室を増室したいなら:既存の電波暗室の補修やメンテナンスに対応しており、なおかつ公式HPに掲載されている電波暗室の施工実績数が一番多い企業(累計1,200基)(2022年3月調査時点)
・購入するほどの費用帯効果を見込めないなら:電波暗室のレンタルを行っている企業の中で、唯一アンテナ計測、EMCの両方のレンタルが可能