ここでは、EMC試験施設などを運営している世界的な検査機器メーカー株式会社ノイズ研究所の電波暗室に関する情報を調査。会社の特徴についてもまとめて紹介しています。
安全性・耐久性を備えた設備を提案するために、使用用途に適した吸収体などの部材を選択するところからサポート。安全装置や付帯設備もトータルで提案しているため、設置環境や条件に合わせたオリジナルの電波暗室を施工することが可能です。限られたスペースに合わせたシールドルームの設計、施工にも対応しています。
千葉県船橋市にあるテストラボにて、EMC試験施設を運営。米国iNARTE認定のEMCエンジニアを中心としたEMCの見識が豊富な技術者が、お客様の製品の試験やEMC対策を支援しています。エミッション測定やイミュニティ試験といった規格で定められたEMC試験の他にも、電磁波や静電気、インパルス、サージなど、使用環境で想定される多様なノイズなどを再現した試験も提供しています。
ノイズ研究所では、幅広いジャンルの電子機器へ放電した際の耐性を評価するEMC試験器が豊富。人体や物体などに帯電したエネルギーを評価する静電気試験器や、速い広帯域の周波数成分を含むノイズを発生させる方形波インパルスノイズ試験器、電磁波ノイズに対する対策や規制のための電磁波解析測定システムなどを取り扱っています。
電子機器の誤動作を再現するためのノイズ試験器を製造する会社として、1975年に設立。静電気の放電現象や落雷時の高電流現象など、電気的なノイズを再現するための製品や、EMC試験の受託サポートといった専門知識を必要とする技術的なサービスを提供しています。
時代と共に進化していく自動化やシミュレーションシステムなど、試験器や測定器の変化にも敏感に対応しながら、お客さまのEMC試験をバックアップ。世界のEMCの発展のため、現在も新しい技術開発に取り組んでいます。
電波暗室選びは、まず用途にあった製品を扱うメーカーと、予算規模に合った導入方法を検討しましょう。
社名 | 株式会社ノイズ研究所 |
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本社所在地 | 神奈川県相模原市中央区千代田1-4-4 | 電話番号 | 042-712-2011 |
URL | http://www.noiseken.co.jp/ |
電波暗室を導入するにあたって最初に考えるべきなのは、購入にするかレンタルにするかということ。電波暗室の施工には5,000万~10億円という規模の予算が必要となります。購入となった場合は、計測システムを持っているかどうかで選ぶべき企業が変わってくる点にも注意が必要です。
自社の状況別に3つの企業を紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
電波暗室だけではなく、電波暗室に必須の"計測システム"もまとめて提供してくれる会社。
調整やコミュニケーションの手間が減少し、導入期間の短縮が期待できます。
電波暗室だけを増設したい会社におすすめ。
既存のメーカーの製品保守やメンテナンスにも対応をしており、施工実績も豊富なメーカー(※)です。
大規模な生産をしない場合や、予算確保が困難な場合はレンタルがおすすめ。
EMC試験だけでなく、アンテナ計測など多種多様な試験を行える体制を整えております。
【選定条件】Google検索「電波暗室」で表示された上位22社を調査(2022年3月11日時点)。それぞれ以下の条件で選定。
・電波暗室を初めて導入するなら:唯一、グループ会社内で電波暗室と計測システムの両方を提供している企業
・今ある電波暗室を増室したいなら:既存の電波暗室の補修やメンテナンスに対応しており、なおかつ公式HPに掲載されている電波暗室の施工実績数が一番多い企業(累計1,200基)(2022年3月調査時点)
・購入するほどの費用帯効果を見込めないなら:電波暗室のレンタルを行っている企業の中で、唯一アンテナ計測、EMCの両方のレンタルが可能