ここでは、都内の中小企業のための試験研究機関「東京都立産業技術研究センター」の電波暗室に関する情報を調査。会社の特徴についてもまとめて紹介しています。
製品やサンプル、材料を預かり、性能評価や品質評価を実施。精密測定から材料加工やデザインに至るまで、多様な試験報告書を発行する業務を行っています。試験結果に基づき、専門的な見識を持つスタッフがアドバイス。都内の区市や支援機関と連携し、中小企業の質の高い高付加価値なものづくりをサポートしています。
実験室や試験室として利用することができる賃貸スペースを完備。技術相談はもちろん、機器の利用サービスなども受けられます。3~8年の間で複数年に渡って契約することができるようになっています。ラボの活用と技術支援によって、製品開発などのスピードを短縮。入居者の募集は不定期に行われているので、利用する際には注意が必要です。
東京都立産業技術研究センターでは、機器のレンタルにも対応。3m法の電波暗室やエミッション測定ができる10m法電波暗室などのEMC試験機器をはじめ、電気測定機器やシミュレーションシステムなど多彩な分野の専門機器を取り揃えています。それぞれ1時間単位で借りることが可能。3m法電波暗室は1時間3,690円(税不明)~、10m法電波暗室は1時間14,400円(税不明)~貸し出しを行っています。
都内中小企業への技術的な支援を行うために、1921年(大正10年)に設立されました。2015年(平成27年)には、タイにバンコク支所を開設。よりグローバルな事業を展開できるように拠点を設けています。
2021年には設立100周年を迎えており、社会や産業の分野において急速な環境変化に柔軟に対応するため、2050年をターゲットとした中小企業を取り巻く社会を想定した独自の取り組みを行っています。
電波暗室選びは、まず用途にあった製品を扱うメーカーと、予算規模に合った導入方法を検討しましょう。
社名 | 東急建設株式会社 |
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本社所在地 | 東京都江東区青海2-4-10 |
電話番号 | 03-5530-2111 |
URL | https://www.iri-tokyo.jp/ |
電波暗室を導入するにあたって最初に考えるべきなのは、購入にするかレンタルにするかということ。電波暗室の施工には5,000万~10億円という規模の予算が必要となります。購入となった場合は、計測システムを持っているかどうかで選ぶべき企業が変わってくる点にも注意が必要です。
自社の状況別に3つの企業を紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
電波暗室だけではなく、電波暗室に必須の"計測システム"もまとめて提供してくれる会社。
調整やコミュニケーションの手間が減少し、導入期間の短縮が期待できます。
電波暗室だけを増設したい会社におすすめ。
既存のメーカーの製品保守やメンテナンスにも対応をしており、施工実績も豊富なメーカー(※)です。
大規模な生産をしない場合や、予算確保が困難な場合はレンタルがおすすめ。
EMC試験だけでなく、アンテナ計測など多種多様な試験を行える体制を整えております。
【選定条件】Google検索「電波暗室」で表示された上位22社を調査(2022年3月11日時点)。それぞれ以下の条件で選定。
・電波暗室を初めて導入するなら:唯一、グループ会社内で電波暗室と計測システムの両方を提供している企業
・今ある電波暗室を増室したいなら:既存の電波暗室の補修やメンテナンスに対応しており、なおかつ公式HPに掲載されている電波暗室の施工実績数が一番多い企業(累計1,200基)(2022年3月調査時点)
・購入するほどの費用帯効果を見込めないなら:電波暗室のレンタルを行っている企業の中で、唯一アンテナ計測、EMCの両方のレンタルが可能